*人生はニャンとかなる!*ベンジャミン・フランクリン編
フランクリンが書店の店主をしていた時、「値引きをしろ」と言う
客がいました。
店員が「うちは値引きしません」と断ると、客は「店主を出せ」と
言ってきました。
そしてフランクリンを見るなり
「2ドルは高いから値引きしろ」と迫りました。
すると彼は「では、2ドル50セントになります」。
客は怒って「冗談を言うな。本当はいくらだ?」。すると彼は
「3ドルです」と答えてこう続けました。「時間はお金です。
私としても先ほど2ドルで買っていただいた方が時間を損しなかっ
たのですが・・・」。
この言葉に納得した客が3ドル払おうとすると
「ご理解いただけたのなら2ドルで結構です」と2ドルを受け取り
ました。
フランクリンは時間を厳守した人として有名ですが、知らず知らず
のうちに相手の時間を奪っていないか注意しましょう。
時間は自分にとっても相手にとっても、貴重な財産なのです。
時間の価値を知らない者は、生まれながらに栄光には向いていない
そうです。
自分の貴重な時間を邪魔されたときは、非常に嫌な思いをしますが
周りに自分が同じことをしているかもしれないとは、意外と気づか
ないものです。時は金なり・・気をつけましょう!
マナー講座<勉強会資料より> 担当 FH
2015.08.21