勤務間インターバル制度とは、従業員の過労死や健康被害が取り沙汰されるなか、働き方改革の1つとして
厚労省が企業に導入を進めている制度です。
現時点では国内企業の約2%程度しか導入していませんが、今春闘の労使交渉において日立製作所が制度導入
に踏切りました。
勤務間インターバル制度を簡単に説明すると、
勤務の終業時間と翌日の勤務開始時間の間を一定時間空けることにより、従業員の休息時間を確保するという
ものです。例えば所定労働時間9時~17時で、11時間のインターバル時間を設定している会社の従業員が23時
まで勤務した場合、翌日の勤務開始時間を午前10時まで免除しますよというもの、勿論9時から10時までの1時
間分の賃金はカットされません。
今回、日立製作所が新たに制度導入したことにより、製造業の大手クラスが足並みを揃えて来るかもしれません。
N.M
2018.03.16