*チャンスをマネジメントする*
ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手は、高3の夏の甲子園で全国優勝を遂げ、
大学生活最後の全国大会でも優勝したこともあり、当時「持っている男」
と言われました。
(今はプロ野球の世界で相当苦労していますが・・・・)
斎藤佑樹投手:「持っている男」なら
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手:「持ってくる男」
2012年のダルビッシュ投手は、必ずしも本調子とはいえませんでした。
しかし、だからこそダルビッシュ投手はすごいと思います。
本調子でないにも関わらず、それでもエース級の成績を上げているから
です。
人は、調子がいいときに勝つのは、ある意味当たり前のことです。
しかし、ダルビッシュ投手は、調子が悪いときでもどう投げれば勝てるか
を知っています。いわば「勝利を持ってくることができる男」なわけです。
ダルビッシュ投手が「持ってくる男」でいられるのは、「自分の体の状
態を常に俯瞰できているから」・・・・
自分の体の調子・対戦チ-ムの打線を考慮
↓
ピッチングフォームを都度修正
※自分をフラットに俯瞰できなければ絶対に不可能
「持っている男」:運やツキに見放されると途端に「持っていない男」
に転落。
「持ってくる男」:運やツキに頼らなくとも自分で勝ち星を持ってくる
ことができます。
人は持っている能力にプラスして、知識や技術を習得するために尚努力
しますが、それに加えて自分自身を客観的・冷静に判断し、自分自身を
修正する力を習得することが大事ですね。
つまり、今の自分が絶対ではないということでしょうか・・・。
勉強会<マナー講座より> 担当 FH
2013.05.22