非正規雇用労働者である若者がキャリアアップ・キャリアチャレンジして
安定的に働くことができるよう、キャリア形成に資する専門知識等の習得
支援を趣旨として、教育訓練給付の拡充の検討が行われたようです。
現在の訓練給付率は受講者が対象となる講座に対して支払った教育訓練経費の20%
に相当する額(上限10万円)につき給付を行うものとされてます。
今回、検討に入った内容だと
◎給付率は講座費用の40%程度に
◎資格取得等一定の成果が上がった場合は20%程度を上乗せ
◎年100万までの講座費用について、最大3年間支給対象とする
(支給額上限は年60万)
◎45歳未満の若年離職者については、5年間の時限措置として、
1回に限り、離職前の賃金に応じた一定の額(基本手当の50%)を
訓練期間中の受講支援として支給
想定されるキャリア形成と訓練も幅ひろいものが想定されているようです。
どの範囲まで含まれるか、どこまで給付率が上がるのか、
今後の動きに注意したいところであります。
担当:T
2013.12.20