*人生はニャンとかなる*アンドルー・グローヴ編
半導体メーカーのインテルは1970年代にメモリチップ事業を独占しました
が、すぐに続々と競合他社が参入してきました。
そして、1980年代前半には、日本企業がインテルよりも高品質のメモリチ
ップルー・グローヴは、インテル創業者であるゴートン・ムーアにこうたずね
ました。
「もし我々がクビになって新しいCEOがこの会社にやってきたら、彼は何を
するだろう?」
ゴートンはすぐさまこう答えました。
「メモリチップ事業から撤退するに決まっている。」
するとグローブは言いました。
「会社を辞めたつもりで一緒にドアから出て、また戻ってこないか。そして、
新しいCEOがやるだろうことを僕たちがやろう。」
こうして、インテルは本当にメモリチップ事業から撤退し、マイクロプロセッサ
事業にフォーカスし、息を吹き返す事になったのです。
現実を直視することは大きな痛みを伴います。
しかし、そうすることでやるべきことが見えてくるのです。
・・・・自分の姿をありのまま直視する、それは強さです。
できれば本来の自分を見ないようにしたかったり、現実逃避したかったり
します。(それでは何も解決しません)
起こったことをあるがままに受入れる。
それが不幸な結果を克服する第一歩です。
マナー講座<勉強会資料より> 担当 FH
2014.07.25