*チャンスをマネジメントする*
チャンスをマネジメントするときに、1番必要なのは「物事を俯瞰する」という
発想です。
俯瞰:高いところから見下ろすという意味。
例えば・・・
お酒の飲み方一つとっても、俯瞰が大事。
個人差はありますが、人間が一生の間に飲める量は上限が決まっている
ものです。
若いうちからあんまりあおるように飲んでいると、肝臓を壊したり尿酸値が
上がったりして、年を取ってから酒が飲めない体になってしまします。
やっと経済的に余裕ができて、ちょっと値が張るけどおいしい酒が飲める
年齢になったはずなのに、そのチャンスを逃してしまうわけです。
つまり、一生という長いスパンの中で自分の健康状態や経済状態を俯
瞰しながら、酒量をマネジメントしていくことが不可欠になるわけです。
俯瞰的な視点を手に入れる→自分の周りや所属する組織に存在する壁に
気がつくようになります。
↓
全体の中で自分がどうあらねばならないのか
を感じることもできる。
「物事を俯瞰する」という発想ができるのと、できないのとではおのず
と、チャンスと出会う回数は違ってくるはずです。
みなさんの周りにも「間が悪い人」というのがいると思います。
例えば・・・
プロジェクトのスケジューリングをする際、8月に忙しさのピークを持って
来るような人。
8月は多くの人が夏休みを取ります。
最近では夏休みの時期の分散化が進んでおり、8月初旬や下旬にお休み
を取る人もいます。
つまり8月は、それだけメンバー間のスケジュールを調整するのが難しい
時期です。
にも関わらず8月に忙しさのピークを持ってきたらどうなるのか?
俯瞰する視点があれば、「8月は仕事が動かなくなるから、その分7月
に巻きを入れておこう」と判断できるはずです。
俯瞰ができるようになれば、間の悪さを解消できます。
勉強会<マナー講座より> 担当 HF
2013.05.09