*人生はニャンとかなる!*ガリレオ・ガリレイ編
「地動説」で有名なガリレイですが、彼は若いころから歯に衣着せぬ
物言いで「ケンカ屋」と呼ばれていました。
ガリレイがピサ大学に赴任したころ、教授たちは既成事実の受け売り
ばかりしていたので、ガリレイは徹底的に抗戦しました。
その最たるものが、当時誰一人疑っていなかった
「重いものほど早く下に落ちる」というアリストテレスの落下理論
の批判です。
その後もガリレイは地動説で宗教裁判所に告発され、彼の地動説関
連の著作が全て発禁書となりました。
1632年には『天文対話』を出版し、2回目の宗教裁判にかけられ
自宅に幽閉の身になります。
1638年密かに大作『新化学対話』を完成させオランダで出版しま
す。しかし、この本もすぐに発禁書となりました。
こうしてガリレイは生涯にわたって既成理論に染まった体制と戦い続
けたのです。
もし組織や体制が間違っているのだと感じたら、陰で愚痴を言うので
はなく、思い切って声を上げることも必要です。
しり込みするのは小心者のすること。
不動の心を持ち、良心の命じるままに行動する者は、死に至るまで
自分の主義を貫き通すことでしょう。
おおげさな言い方かもしれませんが、声を上げるということはそれほ
どの覚悟が必要ということです。
叫べばロック!・・・・
マナー講座<勉強会資料より> 担当 FH
2015.02.23