ちらっとニュースを見ていて驚いたのですが、
わが国日本では“新型インフルエンザ等対策特別措置法”という法律があるんです。
ここ数ヶ月間エボラ出血熱関連のニュースは続いていますし、
これからは季節柄、ノロウイルスへの感染も増えることでしょう。
そんな中、こんな法律があるなんて驚きました。
この法律により、国や地方公共団体、及び指定されている公共機関は新型インフルエンザ等の発生に備え、行動計画を作成することとなり、万が一、緊急事態となった場合は、内閣総理大臣が「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」を行い、都道府県知事は住民に対して、外出の自粛を要請することができるようになります。また、大型の体育館や映画館の使用制限がかかるだけではなく、臨時の医療施設開設の為に土地・建物の強制使用も可能となっているようです。
新型インフルエンザ等対策特別措置法となっていますが、この適用範囲は新型のインフルエンザだけではなく、急激に流行して国民に重大な影響を及ぼすおそれのある新たな感染症が発生した場合にも対応できるようになっています。
もう師走ですから、インフルエンザ予防接種をお済みの方もいらっしゃるでしょう。
インフルエンザ予防接種自体は保険適用外となっており、協会けんぽではインフルエンザ予防接種の補助はしていませんが、いくつかの健康保険組合では補助を行っているところもあるようです。
担当 hyu
2014.12.01