*人生はニャンとかなる!*ウィリアム・グラッドストン編
数学が苦手だったグラッドストンは学生時代、父親にこんな
手紙を出しました。
「できれば数学のない大学に編入したい。」
彼の父親は豪商で、下院議員でもあったので息子の願いをかなえ
ることはできましたが、父親はこう言いました。
「お前は数学が嫌いだそうだが、嫌いな学科に全力を注ぐことは
最も楽しいことだ。不得意なものを征服することは、お前が将来
出会うことになるかもしれない。より大きな困難を征服する大切
な修練になる。」
グラッドストンは85歳で政界から退くまでに4度首相になりました
が、彼は過去を回顧してこう語っています。
「もし学生時代に父親の勧告を受け入れていなかったら、今の自分
はなかった。」と。
長所を伸ばすのも大切ですが、苦手を克服する快感も経験して
みましょう。
それはあなたの強みになるはずです。
人間の最も偉大な力とは、そのひとのいちばんの弱点を克服した
ところから生まれてくるものです。
マナー講座<勉強会資料より> 担当 FH
2015.06.25