賃金の一部不払いなどの労働問題を解決する高校生だけの労働組合「首都圏高校生ユニオン」が、
首都圏青年ユニオンの支援を受けて先月発足した。大学生の労組はあるが、高校生労組は国内初
である。
原則、労働者として就業させることができる可能な最低年齢は義務教育修了者であるため、ついに
労組も最下限まで来たという感じである。
この労組の発起人は東京都、千葉県の高校生わずか3人で、横行するブラックバイトに対抗する為
発足したとの事。
スマホ世代の高校生にとって労働基準法を調べることくらいたやすい事で、通学時間中にやってし
まうだろうし、高校生は無知だと思っている企業は考えを改める必要がある。
特に高校生アルバイトの多い飲食業や小売業は今後、高校生にも適用されるパートタイム就業規則
を整備した方が良いだろう。
N.M
2015.09.01